Nostalgic Future 曲紹介

1 「いつでもYou r my STAR」

 

フェイスブックなどで、ご自分の家族や子どもさんたちとのエピソードなどを書き込み   を読んだりしていて、本当にその人が愛おしいんだなぁと心動かされ、書いてみた曲です。

愛しい人といつか未来にはこの家を出て(死別も含めて)離れていくことがわかっているからこそ、今を大切に生きようね。というメッセージを込めてみました。

アルバム「Nostalgic Future」の根底にもこのような意味が込められています。

だから、未来は楽しみなものだけど、ノスタルジックにもなる。

 
 
 

2 「あたりまえに」

 

 約2年前に配信済みの曲です。

初めてカントリーミュージックのようなメロディーに挑戦してみました。

この曲は「コロナ禍」の前に作った曲ではありますが、あたりまえに生きられる事への

感謝の気持ちを歌詞に書いてみました。その1年後コロナが始まって、あたりまえに生きられなくなった今、なんか時代とマッチしてしまったと、我ながら驚いた曲です。

あたりまえに仕事行って、ぶつくさ文句や愚痴を言えるってなんて幸せな事なんだろうと

あらためて思います。

 
 
 

3 「藍より深く」

 

 横浜の本牧から桜木町まで夕暮れのバスに乗っていた約1時間の間で、サラサラ~とメロディが降ってきて、思わず書き留めた曲です。普通サビだけまず浮かぶとか、そんなパターンが多いのですがこの曲はAメロから順番にスラスラと1コーラスできていったパターンです。コード進行がちょっと複雑で、自分で書こう!と思ってピアノに向かっても書けない曲だと思います。

偶然の産物。

一見解りづらいメロディーですが、聞き慣れると意外と中毒性があるかも!?

バスの中で隣の席で作曲作業を見逃してくれたTさん、ありがとう!

 
 
 

4 「Keep on wishing,Carry on」

 

 元々ヤンヤンという人に書いた曲ですが、ほぼ未発表のまま16年が過ぎて、ちょうど

アルバムコンセプトにも合う曲だなと思い、この度発掘作業をいたしました。

遠距離恋愛になっても頑張ろう!とする主人公です。

タイトルを直訳すると、「希望を持ち続けよう、そして続けて行こう・・・」です

 
 
 

5 「涙はらはら」

 

 約2年前、父や大学時代の友人を立て続けに亡くし、ふさぎ込んでいた時、偶然台湾の

友人から曲に日本語の歌詞をつけてほしいと依頼されて、受けようかどうしようかしばらく考えましたが、これも何かの縁だと思い、お受けしました。

メロディも少し台湾風にエモーショナルだったので、日本風に少し書き直すことを承諾いただいてメロディーも薄味(中華そばから日本そばに打ち直した感じ(^-^;)にしました。

そして、またとない台湾の友達からの日本語の作詞依頼でしたので、美しい日本語の響き

「さらさら」とか「はらはら」とか他にも、これまで自分の曲では意識しなかった程、

日本語の響きと季節感を意識して詞を書かせていただきました。

原風景は子どもの頃の冬の南由布駅の風景です。

ちょうど季節的にも、そして今の世相にも合うかな?!と思いこの曲でMVも作りました。

 

雪景色も1泊で新潟まで撮りに行きました。天気は賭けみたいなものでしたが、ちょうど雪が降ってくれて良かった

 
 
 

6 「Happy Birthday To You」

 

 これまでたくさんの友人たちに支えられてきたことを思い返し、感謝の気持ちで書いた曲です。ちょうど母校の高校と大学には坂道と桜並木があるのが共通していたので、桜の絨毯の中を歩いていたあの頃を思って、歌詞は書きました。

メロディはレトロな3コードみたいに意外とシンプルに作りました

 
 
 

7 「Nostalgic Future」

 

 タイトルからすると湿っぽく感じると思いますが、内なるエモーショナルな感情を爆発させたような未来に向かっていくぜーーというような気持でEDMっぽいビートに乗せて書いてみました。

コード進行はできるだけシンプルに、最小限で言いたいことを伝えるようにしました。

元はと言えばとある歌手の方に向けた曲でしたが、やはりコロナ禍で企画がなくなり返却された曲を少し自分向けに書き直した曲です。

ジャスティン・ビーバーとマドンナを足して2で割ったような感じ!?(ちょっと80’Sのモータウン系もブレンドして)

 

  

8 「君に会いたくて」
 

 元々ある歌手の方に向けて書いた曲ですが、子供さんのいらっしゃる方でしたので、この曲も愛おしい子(家族)と離れて暮らすようになって初めて気づいた感情・・・不器用な気持ちをテーマにしました。

歌の中だから、心の中だからこそ素直に言えるような言葉をたくさん使いました。

面と向かってはなかなか言えないですもんね?

メロディは私らしく!?転調が多くて自分では弾き語りできそうにない曲になってしまいました(^-^;

 
 
 

9 「Walking in the rain」

 

 コロナ禍などでアルバム制作が遅れて、当初は7、8曲のアルバム予定だったのですが、遅れついでにもう少し書き足そうと思って作った曲です。

 作曲家で影響を受けた人は沢山いますが、その中でも中学校、高校時代に衝撃を受けたバート・バカラックさんにありがとうの気持ちを込めて書いてみました。

自分のこれまでの曲の中でもいろんな部分に彼の影響を受けて書いた部分はあるのですが、その中でも私の幻のデビューアルバム(#^^#)「カマルグ」という大学生の頃にエレクトーン1発取りでオケを録音して

それに歌をやはり1発取りで録音して、カセットで友達に配布していたもので(懐かしい)

ラスト10曲目の「Oh My Love」のメロディがバカラックっぽいなぁと思い出し、そのAメロを出だしのスキャットに使い、そこからバカラックに寄せてメロディを書いて行きました。

 そして歌い方もちょっとだけ彼に寄せて、少しシャクり上げるように歌ってみました。

なんか彼のいろんな曲に帰っていくようで、作りながらとても楽しかったです。彼ならこう展開するだろうなどど想像しながら書くのもとても楽しかったです(少しずつ聞く人の想像する展開を裏切りつつ、でもできるだけ美しく)

 
 
 

10 「Romantic Airplane」~空想的飛行

 

 アルバム全体を見渡して、過去と現在とノスタルジックな未来を行ったり来たりするような世界になっていたので、それを飛行機に搭乗している間だけ、思い返してみるような主人公で歌詞を書いてみました。

ジャケットにも通じるような世界にしてみたくて。

メロディは目立たない転調を繰り返していて、きっとこれもまた自分では弾き語りはできないだろうなぁと思いながら書きました。最後でアルバムの色調を合わせたような曲にしたかったので・・・

実は一昨年台湾高雄に行った時の夜間飛行が曲想のヒントになっています。

そして短い旅は終わり、また現実の世界にタラップを降りて戻っていきます。

 

またそれぞれの人生悔いのないように頑張って生きていきましょう